撥水コーティングオススメランキング12選

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撥水コーティング剤を12選ランキング形式で紹介します。愛車のメンテナンス頻度や保管に応じて選択しましょう。

1位ゼウスクリア シラザン50

コーティングガラスコーティング
タイプスプレー式
容量(ml)60ml(Lサイズ→ミニバン)
コンパウンドなし
付属品マイクロファイバークロス・施工シール・手袋・マスク
成分無機ポリシラザン・有機ポリシラザン
用途ボディー・ガラス・ドアミラー・ライト・メッキ・ホイール・サイドシル・マフラー・樹脂パーツ

ゼウスクリアシラザン50は、史上初のスプレー式ガラスコーティング剤で、下地処理が不要なため、スプレーして拭き上げるだけで簡単に施工できます。スポンジやクロスに塗布する手間がなく、スプレー式なので広範囲を短時間で施工できる点が魅力です。ガラスコーティング剤はシロキサン系とポリシラザン系の2種類に分けられますが、ポリシラザン系はシロキサン系に比べて膜密度が高く(10倍~数十倍)、完全硬化後には非常に高い硬度のガラス被膜を形成します。

ポリシラザン系のガラス被膜は、石英ガラスに近い性質を持ち、ガラスコーティング剤の中でも最高レベルの性能を誇ります。超滑水、超撥水、高光沢、防汚性の効果を得られるだけでなく、車のさまざまな箇所を一度に施工可能です。また、メンテナンスを含めた持続期間が3年と長く、愛車の保護と美しい仕上がりを長期間保つことができます。

2位プロスタッフ CCウォーターゴールド

洗車後の濡れたボディでも、乾いたボディでも簡単にコーティング効果を得られる「CCウォーターシリーズ」に、ツヤ重視タイプが新登場しました。これにより、ガラス系ナノコロイドやガラス系濃艶プレミアム成分が配合され、深みのある艶と高い浸透力が実現します。

繰り返し使用することで、さらに厚くて硬い被膜を形成でき、ツヤや耐久性を一層高めることが可能です。

3位KURE 超耐久撥水ボディーコート LOOXレインコート

コーティングガラスコーティング
タイプスプレー式
容量(ml)240ml(中型車10台分)
コンパウンドなし
付属品マイクロファイバークロス
成分ガラス系レジン・フッ素樹脂・光沢ポリマー・ケイ素系化合物
用途ボディ・プラスチック・メッキ

初心者でも簡単に、プロのような仕上がりを実現でき、滑らかに転がる撥水効果と艶やかな光沢を得ることができます。

特殊な被膜が強靭な耐久性を持つため、汚れや傷からもしっかりと保護します。施工後のメンテナンスは水洗いだけで十分なので、洗車の手間を大幅に減らすことが可能です。

4位シュアラスター ゼロプレミアム

コーティングガラス系コーティング
タイプスプレー式
容量(ml)280ml(中型車約9台分)
コンパウンドなし
付属品マイクロファイバークロス
成分撥水UV吸収剤・nano+
用途ボディー・ホイール・樹脂製のライト・ダッシュボード

シュアラスターゼロシリーズの中でも、最も深みのあるツヤと輝きを実現します。

新たに開発された特殊成分がコーティングの効果を引き出し、繰り返し使用することで艶がさらに深まり、同時に耐久性のある被膜で愛車をしっかり保護します。

汚れを弾く効果が6ヶ月間持続するため、洗車がより簡単になります。

5位AZ(エーゼット) ガラス系コーティング剤 アクアシャインクリア

コーティングガラス系コーティング
タイプスプレー式
容量(ml)300ml(中型車約7台分)
コンパウンドなし
付属品マイクロファイバークロス
成分
用途ボディー・ホイール・ガラス・ダッシュボード・ヘッドライト

AZガラス系コーティング剤は、コーティング初心者でも失敗しにくく、簡単に施工できるのが特徴です。これにより、撥水性や光沢、防汚性を手軽に得ることができます。

さらに、樹脂の内装パーツやボディ以外にも使用可能で、雨やホコリなどの汚れが付きにくく、落としやすくなるため、パーツを保護しつつ、洗車の手間を軽減します。

6位ながら洗車 プラズマコーティングα「電撃走る。防汚性」

コーティング滑水コーティング
タイプスプレータイプ
容量(ml)120ml
コンパウンドなし
付属品なし
成分高耐久シリコーンレジン
用途ボディ

ながら洗車のプラズマコーティングαは、プロ並みのクオリティを手軽に誰でも実現できるコーティング剤です。

プラズマ電荷配合により、防汚性と耐久性がさらに強化されます。洗車時の摩擦で静電気が発生し、それによってコーティングの効果が長期間持続する仕組みになっています。

7位プロスタッフ グラシアス

コーティングガラス系コーティング
タイプスプレータイプ
内容(ml)180ml(中型車約3台分)
コンパウンドなし
付属品マイクロファイバータオル
成分高純度エガラスエレメント・ケイ素系高分子化合物・紫外線吸収剤
用途ボディー・ダッシュボード

プロスタッフグラシアスは、塗装面に浸透してガラス化し、劣化しにくいのが特徴です。削らない限り効果は持続し、繰り返し施工することでさらに効果を高めることができます。

ケイ素高分子化合物を配合しているため、洗車時にできた傷を被膜で平滑にし、傷消し効果も期待できます。スプレータイプなので、初心者でも簡単に使用できる点が魅力です。

8位CCI スマートミストNEO 撥水タイプ

コーティングガラス系コーティング
タイプスプレータイプ
容量(ml)280ml
コンパウンドなし
付属品マイクロファイバークロス
成分ガラス系ポリマー・フッ素系ポリマー・アルコール
用途ボディー・ホイール・未塗装樹脂部分・ダッシュボード

フッ素を配合したコーティング成分により、水滴を効果的に吹き飛ばすことができます。以前のモデルから進化し、光沢と撥水性能がさらに向上しました。

定期的に施工することで被膜が厚くなり、深みのある艶を実現します。これ1本でボディだけでなく内装にも使用できるため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。

9位SOFT99 レインドロップ ガラスとボディの同時撥水コート

SOFT99レインドロップは、バズーカ噴射によって素早く施工でき、乾燥による失敗のリスクを軽減します。

3種類の特殊成分がツヤと撥水被膜を形成し、表面がサラサラになるため、汚れが固着しにくく、洗車が楽になります

ボディカラーや既にコーティングされた車にも問題なく使用できるので、安心して利用できます。

10位ピカピカレイン PREMIUMガラスコーティング

ピカピカレインPREMIUMガラスコーティングは、18年連続で売れ続けており多大なる人気を誇っています。

水滴が流れ落ちる滑水性の特徴から水が溜まりにくかったり黄砂や虫の死骸、鳥のフンなども簡単に落ちるので洗車が楽になります。

コーティング未経験でもミスを減らせるように硬化速度の調整と施工方法がスポンジで塗るだけなので初心者の方や不安の方におすすめです。

11位ガラコート ガラス系コーティング剤

ピカピカレインPREMIUMガラスコーティングは、18年連続で売れ続けている人気商品です。

水滴が滑り落ちる優れた滑水性により、水が溜まりにくく、黄砂や虫の死骸、鳥のフンなども簡単に洗い流せるため、洗車がより楽になります。

コーティング未経験者でも失敗しにくいように、硬化速度が調整されており、スポンジで塗るだけの簡単な施工方法なので、初心者や不安な方にもおすすめです。

12位FAIRPRIZE 硬化ガラスコーティング剤

BARRIERガラスコーティング剤は、酸化や老化に強く、耐久性は5年持続します。表面強度は最高レベルの9Hを誇り、キズが付きにくく、汚れからもしっかり守ります。

高純度のガラス被膜は超撥水性を持ち、水滴をしっかり弾くため、イオンデポジットなどの汚れが付きにくくなり、洗車が簡単になります

    1. 1位ゼウスクリア シラザン50
    2. 2位プロスタッフ CCウォーターゴールド
    3. 3位KURE 超耐久撥水ボディーコート LOOXレインコート
    4. 4位シュアラスター ゼロプレミアム
    5. 5位AZ(エーゼット) ガラス系コーティング剤 アクアシャインクリア
    6. 6位ながら洗車 プラズマコーティングα「電撃走る。防汚性」
    7. 7位プロスタッフ グラシアス
    8. 8位CCI スマートミストNEO 撥水タイプ
    9. 9位SOFT99 レインドロップ ガラスとボディの同時撥水コート
    10. 10位ピカピカレイン PREMIUMガラスコーティング
    11. 11位ガラコート ガラス系コーティング剤
    12. 12位FAIRPRIZE 硬化ガラスコーティング剤
  1. 車用コーティング剤の意外な使い道はスマホにも。
  2. ガラスコーティングとは?メリット・デメリットや施工の注意点を解説
  3. ガラスコーティングとは?
  4. コーティングの種類ごとにみたガラスコーティングとの違い
    1. 油脂系コーティングとの違い
    2. 樹脂系コーティングとの違い
    3. ガラス系コーティングとの違い
    4. セラミックコーティングとの違い
  5. ガラスコーティングをするメリット・デメリット
    1. ガラスコーティングのメリット
    2. ガラスコーティングのデメリット
  6. ガラスコーティングはいらない?ユーザーが抱える誤解
    1. 誤解1. ボディに鳥の糞が付着しても大丈夫と思っている
    2. 誤解2. 雨が降ったあと放置しても問題ないと思っている
    3. 誤解3. ガラス系コーティングも同じ性能と思っている
    4. 誤解4. コーティングするだけで綺麗になると思っている
    5. 誤解5. ワックスのほうが使いやすいと思っている
  7. ガラスコーティングが必要な理由とは?本来の目的を確認しよう
    1. 傷や塗装の剥離から車を守れる
    2. 洗車時に汚れを落ちやすくできる
    3. 愛車の見栄えを向上させられる
  8. ガラスコーティングを自身で施工する場合の注意点

車用コーティング剤の意外な使い道はスマホにも。

車用コーティング剤は、携帯電話の画面保護や指紋付着を軽減する効果があります。中には、使用できないタイプや塗っても効果が得られないものもあります。

おすすめの使用方法は、保護フィルムを張った状態で適量を垂らし拭き上げるだけで輝きと艶が戻り、指紋も付きにくくなります。

ガラスコーティングとは?メリット・デメリットや施工の注意点を解説

ガラスコーティングは、愛車を傷や汚れから守るために非常に効果的な手法です。しかし、これを施すべきかどうか疑問に感じる方も少なくありません。この記事では、ガラスコーティングの具体的な施工方法や、その利点・欠点、施工時に注意すべき点を詳しく解説します。自分でのコーティングを検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ガラスコーティングとは?

ガラスコーティングは、車のボディにガラス成分を含んだコーティング剤を塗布し、塗装面をガラス質の保護膜で覆う手法です。もともと、車のコーティングは塗装面をキズや酸化、汚れから守り、ボディの劣化を防ぐメンテナンスの一環です。車の塗装は通常3〜4層から成り、一番外側にはツヤを出すためのクリア塗装が施されています。コーティング剤はそのクリア塗装の上に塗布されるため、クリア塗装やその下にある塗装層を保護し、光沢も維持することが可能です。

数あるコーティングの中でも、ガラスコーティングは特に硬い被膜を形成するため耐久性が高く、長期間にわたり塗装をしっかりと保護します。

コーティングの種類ごとにみたガラスコーティングとの違い

「ガラスコーティングは実際どうなのか」「ほかのコーティング方法と何が違うか」が気になる方は多いでしょう。以下では、主なコーティングの種類を4つ挙げて、ガラスコーティングとの違いを説明します。

油脂系コーティングとの違い

油脂系コーティングは、カルナバ蝋を主成分とするコーティング剤を使い、車のボディにツヤを出すことに重点を置いた方法です。一般的には「ワックス」や「ワックスがけ」とも呼ばれ、昔から親しまれています。

カルナバ蝋は植物性の油脂で、強い光沢と優れた撥水性が特徴です。価格が比較的安く、専門的な知識や道具がなくても簡単に自分で施工できるという手軽さが魅力です。

ただし、油脂系コーティングは光沢を出すことが主な目的であり、キズや汚れからの保護効果はガラスコーティングほど高くありません。また、油脂でできているため、熱や紫外線に弱く、雨などでコーティングが徐々に落ちてしまうというデメリットもあります。そのため、長期間にわたって車を保護する効果は期待しにくいでしょう。

樹脂系コーティングとの違い

樹脂系コーティングは、シリコン樹脂やフッ素樹脂などの高分子化合物(ポリマー)を含むコーティング剤で、「ポリマーコーティング」とも呼ばれます。

このコーティングは油分を多く含んでおり、光沢性や撥水性に優れている点では油脂系コーティングに似ています。また、分子結合やイオン結合を通じて塗装面にしっかりと密着し、コーティングが定着しやすいという特徴もあります。施工が簡単であるため、一般ユーザーが自分で行うコーティング方法として人気です。

しかし、ガラスコーティングと比べると、樹脂系コーティングでできる被膜は柔らかく、塗装をキズから守る効果はあまり期待できません。また、油脂系コーティングと同様に熱や紫外線に弱く、耐久性が低いという欠点もあります。

ガラス系コーティングとの違い

ガラスコーティングと名前は似ていますが、ガラス系コーティングにはガラス成分に加えてシリコンやフッ素などの有機成分も含まれている点が異なります。対して、ガラスコーティングはそのほとんどがガラス成分で構成されています。

ガラス系コーティングは、硬い被膜を形成し、塗装面を傷や汚れから守る効果があります。樹脂系コーティングと比較すると、持続性が高く、コーティングの効果が長続きするのも特徴です。

ただし、持続性に関してはガラスコーティングには及ばず、ガラス成分の割合が少ない場合、有機成分の影響で熱や紫外線による劣化が進みやすくなることもあります。

セラミックコーティングとの違い

セラミックコーティングは、金属や窒化物、酸化物、炭素などの化合物を主成分としたコーティング剤です。

このコーティングの特徴は、非常に硬い被膜を形成できる点で、ガラスコーティングよりもさらに強度が高いことが挙げられます。重ね塗りを行うことで被膜に十分な厚みを持たせ、日常的な使用で生じるさまざまなキズから塗装面をしっかりと保護することが可能です。

さらに、セラミックコーティングは耐久性にも優れ、一度硬化すると薬品では簡単に剥がれません。剥がすためには、コンパウンドで表面を磨くなどの物理的な方法が必要になります。

ただし、デメリットとして施工に高度な技術が求められるため、施工費用はガラスコーティングの約2倍と高額になる点が挙げられます。

ガラスコーティングをするメリット・デメリット

ガラスコーティングはほかの種類と比べて優れた点が多いコーティング方法です。一方でいくつかのデメリットもあるため、ガラスコーティングを検討する際はメリット・デメリットを押さえましょう。

以下では、ガラスコーティングをするメリット・デメリットを解説します。

ガラスコーティングのメリット

ガラスコーティングには、以下のメリットがあります。

●硬い被膜で傷を防げる
ガラスコーティングは、主成分のほとんどがガラス成分で構成されており、非常に硬い被膜を形成します。この硬さにより、塗装面に傷がつきにくく、美しい状態を長期間保つことができます。

●汚れが付着しにくく、洗車頻度を減らせる
ガラスコーティングを施すことで、ボディに汚れがつきにくくなり、洗車の回数を減らすことができます。

●熱・紫外線や薬品による劣化がしにくい

ガラスは熱や紫外線、薬品に対して強い耐性を持っており、ガラスコーティングにも同様の特性が備わっています。そのため、屋外に駐車する場合でもコーティングの劣化を抑えることが期待できます。

さらに、ガラスコーティングは耐久性が高く、一般的に3〜5年ほど持続するとされており、長期間にわたって効果を発揮します。

ガラスコーティングのデメリット

ガラスコーティングのデメリットは、以下の3つです。

●施工コストが高い
ガラスコーティングは施工に時間がかかるため、その分コストが高くなりやすいという特徴があります。

●一部の汚れが付着しやすい
イオンデポジットなどの無機物由来の汚れが付きやすいというデメリットがあります。

●車両の使い方によっては傷が付く場合もある

さらに、塩素系の薬品はガラスコーティングを溶解する恐れがあるため、メンテナンス時に使用する洗剤や溶剤の成分には十分な注意が必要です。

ガラスコーティングはいらない?ユーザーが抱える誤解


車のガラスコーティングに対して、「必要ない」「他のコーティングで十分」と考える方も少なくありません。また、「ガラスコーティングは手入れが大変」という一見もっともらしい理由を挙げるケースもあります。

しかし、実際にはガラスコーティングは手入れがそれほど難しいわけではなく、簡単なケアだけで長期間光沢のあるボディを維持できます。「ガラスコーティングはいらない」といった意見の多くは、ガラスコーティングに対する誤解が原因です。以下では、ガラスコーティングに関する主な誤解を5つご紹介します。

誤解1. ボディに鳥の糞が付着しても大丈夫と思っている

鳥の糞が落ちても、「ガラスコーティングがあるから大丈夫」と長期間放置してしまうこともあるでしょう。

しかし、これは大きな誤解です。

どのような汚れでも放置すれば、ボディの劣化が早まり、コーティングの効果も失われてしまいます。特に、鳥の糞は強い酸性の消化液を含んでおり、そのままにしておくと、硬いガラスコーティングでもダメージを受け、最悪の場合は溶けてしまうこともあります。

誤解2. 雨が降ったあと放置しても問題ないと思っている

ガラスコーティングを施工していれば、雨が降っても汚れの付着は軽減されます。しかし、雨水に含まれるミネラル分が残ったまま放置すると、ガラスコーティングの表面に白いシミ、つまりイオンデポジットが発生します。

イオンデポジットは、無機質のミネラル汚れがガラスコーティングと結びつきやすく、放置すると取り除けなくなるだけでなく、塗装面に凹みを生じさせる恐れもあります。このような汚れは、コーティングが塗装面を守る一方で、長期間放置するとコーティング自体を蝕み、最終的には塗装にも悪影響を与えます。

そのため、ガラスコーティングは施工して終わりではなく、数か月に一度のメンテナンスが必要です。頻繁に洗車する必要はなく、商品によっては液体ワックス程度の手軽さで簡単にメンテナンスを行うことが可能です。

こうしたメンテナンスを知らない方も多く、手間がかかると感じてしまうことがあるかもしれません。しかし、定期的なメンテナンスを行うことで、汚れやダメージを受けたコーティング層を修復し、コーティングの持続効果を高めることができます。

誤解3. ガラス系コーティングも同じ性能と思っている

近年、DIYでガラスコーティングを施工しようと、ネットショップやカー用品店で溶剤を購入する人が増えています。

しかし、市販されているコーティング剤には「ガラスコーティング」と「ガラス系コーティング」の2種類があり、一般的に手頃な価格で販売されているものはガラス系コーティングです。

この2つの違いは、ガラス系コーティングの主成分がシリコーン樹脂などの有機化合物であるのに対し、本物のガラスコーティングは無機物のガラス成分を主成分としています。そのため、ガラス系コーティングは本来のガラスコーティングほどの保護性能を期待できません。

効果が期待通りでなかったと感じる方の多くは、実際にはガラス系コーティングを使用していたケースがほとんどです。見分けるポイントとして、ガラスコーティングは溶剤のため、通常はガラス瓶に入っていますが、ガラス系コーティングは多くの場合、樹脂製の容器に入っています。

ガラスコーティングとガラス系コーティングを比較した記事もありますので、ぜひご参考ください。

誤解4. コーティングするだけで綺麗になると思っている

料金に見合った仕上がりに満足できなかったという声を聞くことがありますが、それは業者で施工した場合でも、DIYで施工した場合でも見られることです。

まず理解しておくべきなのは、「キレイ」という基準は元の車の状態に依存するということです。つまり、もともとの状態以上に美しくなることはありません。

「艶が出る」という触れ込みを期待し、劇的な光沢を期待する方もいるかもしれませんが、ガラスコーティングは塗装面をガラスの被膜で覆うものなので、塗装そのものの艶以上に光沢が増すわけではありません。

たとえば、スマートフォンに保護フィルムを貼る際、汚れやホコリをしっかり取り除いてから貼り付けますよね。もし、その前に汚れを取り除かなかったら、見た目はどうなるでしょうか。確実に見た目は悪くなります。フィルム自体がいくら綺麗でも、下地が汚れていれば仕上がりに差はありません。

ガラスコーティングも同じで、塗装面を守る役割は果たしますが、もともとの艶を超えて美しくなることはありません。艶を出すには「鏡面磨き」と呼ばれる下地処理が不可欠です。

この下地処理には主に2つの方法があります。1つは、塗装面の細かい傷を取り除くことで、艶のある状態を取り戻す方法です。細かい傷が原因で艶が失われているため、それを除去することで光沢が復活します。もう1つは、ショーカーのように塗装面の凹凸を磨き上げて、非常に艶のある仕上がりを目指す方法です。

このように、コーティングの前にしっかりと下地処理を行うことが、艶を出すための重要なポイントとなります。

誤解5. ワックスのほうが使いやすいと思っている

ワックスの方が使いやすいと感じる人も少なくありません。特に最近では、濡れたまま施工でき、汚れも一緒に落とせる便利な液体ワックスが多く登場しており、愛用している方も多いでしょう。

ただし、液体ワックスは施工が簡単な反面、効果が長続きしないという欠点があります。特に安価なものは、洗車のたびに再施工が必要になるため、長期的に見ると手間がかかることになります。

一方で、持続性が高いワックスとして固形ワックスがあります。艶も素晴らしく、持続期間が1~2か月と優れていますが、固形ワックスには施工の手間が大きな問題です。洗車後に水分を拭き取り、ワックスを塗布し、さらに拭き取るという4つの工程が必要で、車の大きさによっては作業に2時間以上かかることも少なくありません。

固形ワックスは大変な労力を要します。特にワックスの吹き残しがあると、そこに汚れが溜まり、逆に見た目が悪くなることがあります。エンブレム周りなどは、丁寧に拭き上げなければなりません。

さらに、ワックスは劣化したものの上に重ね塗りすることが多いため、汚れを閉じ込めてしまい、見た目は良くなっても本質的には改善されていません。例えば、外壁の塗装をする際、古い塗装や汚れをきれいに落としてから新たに塗るのが一般的です。そのまま塗装すると、汚れや古い塗装を閉じ込めてしまい、剥がれやすく見映えも悪くなります。

これと同じで、ワックスを重ね塗りするだけでは、汚れを隠すに過ぎません。対照的に、コーティングは下地処理を丁寧に行い、塗装面の本来の光沢を引き出してからコーティングするため、美しい状態を長期間保てます。

ガラスコーティングは施工に時間がかかりますが、一度施行すれば水洗いで簡単に汚れが落ち、光沢や撥水性能も数年間維持されます(数ヶ月に一度のメンテナンスが必要です)。

ガラスコーティングが必要な理由とは?本来の目的を確認しよう

ガラスコーティングの必要性は、その目的や特徴を知ることで明確になります。ここでは、ガラスコーティングをするべきか悩んでいる方のために、その理由を3つのポイントに分けて解説します

傷や塗装の剥離から車を守れる

車は使用するうちに小さな傷が付き、太陽光や雨による経年劣化で塗装が剥がれてくることもあります。ボディにコーティングを施さなければ、美しい塗装面を保つのは難しく、塗装が剥がれるとボディ全体の劣化につながります。

ガラスコーティングは、他のコーティング方法に比べて特に硬い被膜を形成でき、塗装面をしっかりと保護するのが大きな魅力です。この硬い被膜が、日常使用で生じる小さな傷から塗装を守り、剥離を防ぎます。

さらに、ガラスコーティングは熱や紫外線に強く、水によって流れ落ちることもないため、太陽光や雨による劣化を防ぐ効果も期待できます。そのため、耐久性が高く、長期間にわたって車の傷や塗装の剥離からボディを守ることができるのです。

洗車時に汚れを落ちやすくできる

コーティングの2つ目の目的は、「ボディの汚れを落ちやすくする」ことです。コーティングを施したボディは、汚れや水を弾くため、日常使用でのホコリや水滴が付きにくくなり、洗車時には汚れを簡単に落とせるようになります。

ガラスコーティングが特に優れているのは、有機物汚れを寄せ付けにくい点です。有機物汚れとは、花粉や煤煙、鳥の糞、虫の死骸など、生物由来の汚れを指します。油脂系や樹脂系のコーティングは有機物汚れと馴染みやすく、洗車時に汚れが落ちにくいことがあります。

一方、ガラスコーティングは無機物であるガラス成分を使用しているため、有機物汚れが馴染みにくく、固着しにくい特性があります。そのため、洗車時にも汚れが簡単に落ち、ボディを美しく保つことができます。

愛車の見栄えを向上させられる

車をコーティングする目的の一つに、「愛車の見栄えを向上させる」という点があります。

車は大切な財産であり、多くの方が愛着のある愛車を綺麗に保ちたいと考えています。コーティングを施すことで、光沢が持続し、街乗りやドライブを気持ちよく楽しむことができます。

さらに、車を買取や下取りに出す際にも、見栄えは重要な要素です。傷や汚れ、塗装の剥がれがない状態であれば、「丁寧に扱われている」と評価され、査定額のアップが期待できます。

ガラスコーティングは、車を傷や汚れ、塗装の剥がれから守り、長期間美しい外観を保つことができる方法です。愛車を大切に長く使用したいと考えている方には、ガラスコーティングが非常に適していると言えるでしょう。

ガラスコーティングを自身で施工する場合の注意点

・晴れまたは曇りの日の朝に作業を始める
コーティング施工は水分を避ける必要があるため、晴れや曇りの日が適しています。ただし、気温が高すぎる日は避けてください。また、施工は複数の段階があり、全体で8時間ほどかかるため、夜までに作業を終えられるよう、朝から始めることをおすすめします。

・下地処理を丁寧に行う
コーティングをムラなく美しく仕上げるためには、塗装面の汚れをしっかり落とす下地処理が不可欠です。下地処理を丁寧に行うことで、コーティングの密着度が高まり、光沢のあるボディを長く保つことができます。

・洗車には水道水を使う
洗車時には水道水を使うようにしましょう。井戸水にはミネラルが多く含まれているため、使用するとボディにイオンデポジットが付きやすくなります。

・施工直後は水に濡らさない
施工直後はコーティングの表面が硬化していないため、水に濡らさないように注意しましょう。濡れてしまうとコーティングの密着性が低下したり、ムラが発生する恐れがあります。

説明書の手順を守り、これらの注意点を押さえて施工すれば、失敗を防げます。特に、ゼウスクリアは表面硬化が3時間程度と速いため、ムラなく美しい仕上がりが期待できるおすすめの製品です。

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